・・・といっても、あのクレオパトラのお話ではありません。
何かを誇らしく思うときの、“鼻が高い”というお話です。
5月23日の朝日新聞に「中東外交――サウジとの新しい関係を」という社説が掲載されました。
その社説は、・・・私たち日本人には超富裕な国というイメージのサウジですが、そのサウジは、最近の急激な人口増加で若者の4分の1以上に職が無く、経済大国を作り上げた日本に学びたいとの期待から、産業育成と人材養成で日本に協力を求め、今春130名の国費留学生が来日した。・・・という趣旨のことが書かれ、「こうしたつながりを大事に育て、サウジの発展に日本も貢献していきたい」と結ばれています。
その130名のうち数十名が今、千駄ヶ谷で日本語を学んでいます。私たちの学校は、他の国の発展を手助けするという日本の大事な役割の一端を担っているというわけです。
私はそういう学校で働いていることで、自分が直接そのクラスを担当しているわけではないのに、最近ちょっと鼻が高いです。(石)