千駄ヶ谷日本語学校・付属校の外国人学生約1000名と教職員、養成講座受講生でディズニーランドへ遠足に行きました。
高田馬場校10月午前クラス 小見山怜子さん

12月12日、付属校のディズニーランド遠足にクラスの引率補助として参加しました。今回は教師の自覚を持って行動するということで、経験がない私は緊張しながら付属校に向かいました。
私はJ4福クラス(中級レベル)の引率補助を担当することになり、まず出席確認をして出発しました。朝のラッシュ時の移動となりましたが、担任の先生が全体に目を配ることで無事に到着できました。ディズニーランドを前にした瞬間、学生の目が輝きました。
まず、担任の先生と2名の学生がファストパスを取りに行き、私とその他15名はアトラクションに向かうことになりました。途中、立ち止まる学生もいたの で、「行きますよ。全員いますか。」など声掛けをしました。しっかり引率をしないと、と緊張していた私ですが、学生達も、「勝手な行動しないの!」などお 互い呼びかけ合ってくれました。また、待ち時間も楽しく過ごすことができました。日本の歴史を教えてくれる学生、アニメの事を教えてくれる学生など、日本 の事を私よりも理解している学生も多く、もっと日本の事を知らなければ、と刺激をもらいました。昼食をとり、次のアトラクションでは、私は絶叫系が得意で はない学生と一緒に待っていました。その際も担任の先生が一人一人に気を配ることで、最後まで問題なく無事に過ごすことができました。
今回参加して印象的だったのは、学生たちが「小池先生(担任)は本当に素晴らしい先生だ。」「学校が楽しい。」と口ぐちに言っていたことです。教師が学 生と信頼関係を築くことが、学習意欲の向上につながるということを学びました。また、教師にはクラス全体および個々の学生を見る多角的な目が必要だという こともわかりました。自分自身、どのような日本語教師になりたいかと考える機会となり、貴重な経験でした。
