千駄ヶ谷の日本語コースには色々なコースがあります。
私が教えている「日常会話を学ぶ毎日コース」は、1ターム(学期)が3ヶ月で、タームが終わる毎に、教師は学生の成績をつけ、学生は教師の成績をつけます。(ウーム・・・厳しい)
学生は、クラスを担当した各先生について、「A.とてもよい」から「E.ぜんぜん」の5つ評価のいずれかに○をつけ、自由なコメントも(1行ですが)書けるようになっています。
私はこれを「先生が貰う通信簿」と称して、とても重視しています。私にとっては、自分の全ての授業について客観的に評価してくれる唯一の指標だからです。
この一人一人の評価・コメントは、正直に書いてくれる学生も多く、とても勇気付けられたこともありますし、また、自分の重要な欠点を発見したこともあります。そのどれもが、次タームの授業への大きな足がかりになります。小さな紙片ですが、全てを大切に保管しています。
携帯電話会社のキャッチコピーではありませんが、“顧客満足”を第1に、今タームも指導に励みたいと思っています。(石)