2016年12月16日(金)、千駄ヶ谷日本語学校の外国人学生約1,050名と教職員、 養成講座受講生でディズニーランドへ遠足に行きました。
横浜校10月午前クラス 井上 千秋さん

ディズニーランドへの遠足に初級クラスの引率補助として参加しました。
少し緊張して迎えた当日でしたが、彼らの気さくな人柄や、積極的に日本語を話そうという姿勢のおかげで、すぐに打ち解けることができました。
園内では、急にホーンテッドマンションに乗れなくなったり、調子を崩す学生が出たりと予想外のこともありましたが、学生たちは互いを気遣い、臨機応変に動いていて感心しました。また、先生方の分かりやすい指示の出し方も勉強になりました。
「毎日、すごく楽しいです。日本の大学院に行きたいです。」といきいきした表情で話してくれた学生がいます。言葉がうまく出てこなかった時や言い方が少し違っていた時に正しい言葉を伝えると、素直に言い直し、正しく言えて嬉しそうな顔も見せてくれました。それを見て、私も嬉しくなりました。これが、学生をサポートできる日本語教師の魅力の一つなのだと実感できた貴重な体験でした。
高田馬場校10月土曜クラス K.Oさん
とても天気のいい冬の日、引率補助として、ディズニーランドへの遠足に参加しました。日本語でのコミュニケーションの問題もほぼなく、勝手な行動をする学生もいない、とてもいいクラスと楽しい時間を過ごすことができました。慣れない引率の一日が終わると、緊張が解けたのか心地よい疲れが残っていました。
最初は遠慮がちだった学生達も、出身国の話を聞いたりして打ち解けると、『先生、トイレに行ってきます』、『先生、これは怖いですか』など積極的に話しかけてくるようになりました。日本語教師の卵とは言え学生にとっては先生であり、養成講座受講中の身ながら日本語学習者の学生達と”先生”として一日を過ごすという体験は、普段外国人と友人や同僚として交流するのとは全く違い、とても新鮮でした。そして、新鮮であると同時に教師というのは大きな責任があるのだなと再認識しました。
学生達と直に接したことで、養成講座を受講していく上でのモチベーションも上がり、とても貴重な経験となりました。